753 雑想ランデブー

映画、音楽、考えごと。カルチャーと哲学の実践的記録。でありたい。

僕の差別心を笑って

自分の気持ちを整理するために書いてる。

 

 差別をなくすためにできる1番のアクションは自分の差別心と向き合うことだとは思う。第一好き好んで差別してる人はそんなにいない。でも差別は何百年も前から日常に溶け込んでいて、今では自分たちでもそれに気づけない。差別のある世界に生まれた以上、差別心のない人間は一人もいない。だから差別に無関心でいる人はそれだけで加害者になる可能性がある。だからもう知らなかったで済まされなくなってきてもいる。でもだからといって人の差別心をあまり責めない方がいい。だって自分は差別なんかしないと思わないほうがいい。一つずつみんなで確認していくしかない。

 

 僕も、数年前まで家事は女の仕事だと思ってた。自分は男だから彼女を守らなければならないと思ってた。それに今でも女性が率先して料理を取り分けているのを見て何も感じない時がある。差別だと知るきっかけがなかったら今でもそれが当たり前だと思っていたと思う。

 これを読んで、「ちょっと恥ずかしいけど、自分にも心当たりある。でもしょうがないじゃん、それがおかしいことって知らなかったんだから。好きで差別してたわけじゃない。」そうやって今は少し開き直っても良いんだと思う。ごめんごめん!よくなかったわ!って言って良いんだと思う。むしろその方がいいんだと思う。もう~次から気をつけてよ?って笑ってあげられたらいいんだと思う。いくら正しくても言い方が強いとなんだこの野郎!ってなっちゃうから。そっかごめん!気をつけるわ!を増やしていけたらいいんだと思う。難しいけどね。

だからまずは自分のことから始めたらいいんだと思う、ごめんごめん!よくなかったわ!って。