米津玄師 / 脊椎がオパールになる頃
蹌踉めきながら歩く普遍と言う名の一本道
【米津玄師 2019 TOUR/脊椎がオパールになる頃】
3月10日(日)・3月11日(月)
幕張メッセ展示ホール4~6公演
SET LIST
3月10日(日)
Flamingo
LOSER
砂の惑星
飛燕
かいじゅうのマーチ
アイネクライネ
春雷
Moonlight
打上花火
amen
Paper Flower
Undercover
爱丽丝
ゴーゴー幽霊船
ピースサイン
Nighthawks
orion
Lemon
アンコール
ごめんね
誕生日サプライズ(ハッピーバースデーの歌)
クランベリーとパンケーキ
灰色と青
3月11日(月)
Flamingo
LOSER
砂の惑星
飛燕
かいじゅうのマーチ
アイネクライネ
春雷
Moonlight
fogbound
amen
Paper Flower
Undercover
爱丽丝(アリス)
ピースサイン
TEENAGE RIOT
Nighthawks
orion
Lemon
アンコール
ごめんね
クランベリーとパンケーキ
灰色と青
ミュージシャンをアーティストと呼ぶのが一般的になったのはいつ頃からか
シンガーがポップスを意識し始めるのはいつ頃からか
ポップスを意識してしまうのは何故なのか
ポップスへと変わっていくのは何故なのか
今回のツアーで、ハチから米津玄師へと名義を変えながら10年間音楽を作ってきた彼の音楽が芸術であると、彼がアーティストであると、改めて思い知らされた。
僕はポップスの号砲が高らかに打ち鳴らされるのを見た。
オパールというのは、宝石として装飾品に使われる鉱物の一種。
火成岩や堆積岩のすき間に、ケイ酸分を含んだ熱水が充填することでできる。
そんなオパールだが、
恐竜の化石がアパタイトからケイ酸分に入れ替わり、オパール化して発掘された例がオーストラリアなどで上がっている。
恐竜がこの地球に生息していたのははるか昔、中生代の主にジュラ紀の頃。
約2億130万年前〜約1億4500万年前のことである。
その時代の生物の骨の化石が宝石となって出てくる。
そのことの意味する途方もないときの流れとロマン。普遍や恒久。
<<脊椎がオパールになる頃>>
現代に生きる僕たちの脊椎が骨だけとなって地中に眠り、
それがはるか悠久の時を経てオパールになる頃。
彼は果てしない時間の中に普遍的なものを求めたのか、
歌い継がれる音楽であってほしいという祈りを込めたのか。
ほんとのところは知らないけどね。(笑)
でも素敵なタイトル。