753 雑想ランデブー

映画、音楽、考えごと。カルチャーと哲学の実践的記録。でありたい。

数えるくらいの幸せ

2020/09/12 僕は合格報告が苦手だ。「なんとか達成できました」「すごいことを成し遂げました」と軽薄な自画自賛に陥ってしまうような、口にした瞬間そこがゴールになってしまうような、まるで自分の頑張りに自分で一区切りつけ、ここが限界ですとお終いにし…

本の虫ケラは狸寝入り

2020/09/08 この「原稿用紙2枚分の思い煩い」などという大層な表題でお送りする思考回路の書き殴り、本日で早くも12日目。分かったことが2つ。自分は文章を書くのは好きだが、それを人様に是非に!とお見せするほどの自己顕示欲も精神力もないということ。…

スパイダーマンは初代シリーズが最高なんよな、の話

2020/09/07 主演トビー・マグワイヤ、キルスティン・ダンスト、監督サム・ライミの初代スパイダーマンシリーズは本当に名作だと思う。特に、1作作目2作目は完璧というほかない。そしてなにより特筆すべきは、両作が上質なヒューマンドラマとして成立している…

始まりはいつも底から

2020/09/06 日々の営みは数値化できない。毎日さらっと見出しに目を通すだけの新聞にどれだけの意味や効果があるのか。それでも見ないよりはと思い、今日も視神経をなるべく限界まで刺激して数多の情報を摂取する。そうやって切り捨てられずに傍に積み重なる…

Tonight, Politics is in da house!

2020/09/05 政治家を胡散臭く感じる原因を考えてて、少し思い至った。あの人たち、ずっと価値観が変わらないからかもしれない。今の世の中は価値観や常識が日ごとに変わっていってるから、少し賢い人ならそれに合わせて自分の価値観も日々更新していかないと…

the Boy and the Girl

2020/09/04 彼女の誕生日や周年ではいつも何らかの声明を出していたのに、今年はうっかりどちらも忘れていた。で、昨日が一応年と半分のタイミング。なのでここでまとめていろいろ言っておく。 周りを見ていて‪、恋愛とはつまりパズルみたいなものなのだと思…

マあちゃんの春

2020/09/03最近、ママの方のばあちゃん、つまりマあちゃんが週一回デイケアに通うようになった。毎週色んなことをするらしい。カラオケ大会とか、習字とか(習字で書いたやつ見せてもらったけどめちゃくちゃ上手くてびびった)。この前は塗り絵をやったらし…

夜のサパーはさらさらいくよ

2020/09/02「お茶を飲むときに、 お茶に最初に触れる部分はくちびる、という人がほとんどではないでしょうか。 なにをおかしなことを言ってるのかと思われるかもしれませんが、意外な事実とも思いませんか。お茶を飲むまでには、急須で滝れて、湯呑へ注ぎ、 …

足元にも及ばない

2020/09/01 レンズ交換するだけなのに10日かかると言われた。でも驚いたのはそこではなく、眼鏡屋さんが「これで少し歩いてみてください。気持ち悪くないですか?」なんて聞くからだ。実際気持ち悪かったし、自分の一歩に意識を向けたのはひどく久しぶりだっ…

一貫性不要論

2020/08/31 一貫性ってなんだろうとつくづく思う。恋愛がうまくいかないのはいつだって慣性の法則を信じすぎたときだ。この前は好きって言ってくれてたじゃないか!って。私がケアベアを好きだったのは12年も前の話よ?って。だからお互いにとって新鮮で魅…

夏にまつわる蚊とコロナ

2020/08/30 ここ最近、夏を誇り切るような入道雲が遠くの空にいつも浮かんでいて、体の中で太陽が燦々とするのを感じる。夏は心のトーンを上げてくれる。最高だ。最高なのに、そんな夏はもう直ぐ終わっちまう。どうせならせめて、夏が終わる前に一度でいいか…

初めてのネイル

2020/08/29 最近、はじめてのネイルをやってみたので、そのレビューをしたいと思う。ちなみに、当方23歳・男性・身長177cm・体重68kg、ホグワーツならレイブンクロー、ポケモンなら7番目のジムを守っていそうなタイプである。そうそう、塗ったのは足だ。 い…

折り紙の文脈

2020/08/28 バイト中、乱雑に扱われた引き出しの中から割と保存状態の良い折り紙を見つけた。となると当然「この機会にちょっと新しい折り方覚えるか」という流れになるわけで。ググるとすぐに「おりがみくらぶ」にたどり着いた。サイト名を見た途端に今まさ…

汗と涙のための散文

赤ちゃんはただ「幸せだから」笑ってるらしいと、人から聞いたと糸井重里が言っていた。 だったら泣いてるのもただ「悲しいから」なんだろう。 僕らはいつから泣くことに理由が必要になってしまったのか。 最近読んだ本の一説にこう書いてあった。 人間の身…

克己のための散文

今になって、結婚してない/交際してないってすごく理想的な形だなと改めて強く思う。 今の自分は彼女のおかげで周りの目など全く気にしない強さを得たけど、その一方で彼女の目は常に気にしている。本当は誰の目も気にする必要なんてないのに。 誰かを大切に…

十分流動的思考

最近の話をしたらいいだろうか。 何だろうこれといったトピックスがあったろうか。 打っていてひとつ思い出した。 今まさに非常にキーボードが打ちやすくなっている。 それというのは先日購入したパソコンスタンドのおかげである。 下の方にURLを貼っておく…

「ウォールフラワー」を、改めて想って

これは自分がやり残したすべての話。 失敗を繰り返し、あとは認められるだけ。 それにしても神は超絶技巧でいらして。 エマ・ワトソンを創造してくださったことがあまりにもアーメン。 ハリポタシリーズがダニエル・ラドクリフにとっての最高傑作であっても…

生死の境と接触の散文

親密さが心や体への接触の賜物なのだとしたら、 触れられなかった人が死んで、何も思わないのはむしろ自然なんじゃないか。 そこに悲しみを寄せることは、傲慢なんじゃないか。 意識を際限なく拡張させる脳と、これ以上成長しないちっぽけな身体との、埋まら…

ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語があまりにも感動的で今年のマイベストムービーになりそう

“強い魂” んん…!!シアーシャ・ローナン&グレタ・ガーウィグの再タッグが、「レディ・バード」超えの傑作を生み出した…!!今年の個人的No.1映画になる気がする…。 物語は現在と7年前を行き来しながら進む形になっていて、観る側は4姉妹たちが過去と現実と…

僕の差別心を笑って

自分の気持ちを整理するために書いてる。 差別をなくすためにできる1番のアクションは自分の差別心と向き合うことだとは思う。第一好き好んで差別してる人はそんなにいない。でも差別は何百年も前から日常に溶け込んでいて、今では自分たちでもそれに気づけ…

散歩紀行 〜8日ぶりの外出〜

3メートル以上先でも焦点が合うなんて驚きだった。 僕は思わず世界はもしかしてとてつもなく広いのではないかと思ってしまったほどだ。 不安になって、僕は海を目指した。 道中、階段と呼ばれるものが道の両端にあって、それが道の上で連結しているところを…

人と向き合うための散文

自分の生きてきた道筋から想定できる生き方や考え方を信頼して、それに基づいて物事を判断したり、選択したりすることはとても簡単なことであって、そうではなく、自分と違った生き方や考え方を持つ人々と向き合ったとき、彼らを是とも非ともせず、ただ一心…

愛と向き合うための散文

会いたい人に会えない。 そのことの重みを日毎に感じる。 愛はそれを注ぐ対象に対する依存と引き換えに、一人生きたのでは得られないほどの喜びを手にするための幸福増幅装置だと思う。今はその払った代償の大きさをひしひしと痛感しているけれど、ちょうど…

「トイ・ストーリー4」おもちゃの人生に寄り添い続けた作品だからこそ辿り着けた結末

ボーとの関係性はある程度1作目から一貫性はあるものの、突拍子がないといえばそれは否めない。とはいえあれだけの新キャラを登場させながら無駄なく各キャラクターの個性を作品に活かす点はさすが。内容的にも上手く全体のバランスが取れているじゃなかろう…

外の空気を感じるとき

家に居るのが大好きとはいえ、「家に居ろ」と言われるのは気持ちがよくない。自粛という本人にしかできない判断を、他人から要請される未曾有の事態。直面して気付いたのは、家を出るという選択肢の重要性だった。 いつでも出れるのに、出ない。外出したらし…

less is moreみ

快適に暮らすには改変が必要だ、とふと思ってしまってからはとにかく行動せずにはいられなかった。何かを捨てるたび、同時に何かを得てもいる気がする、という感覚だけで十分だった。持つことと持たないことが同じ意味を持つ。 今日は昔集めてたトレーディン…

100日後に死ねコロナ

冒頭にコロナの話を持ってくるのは今の時世からすれば言ってみれば「拝啓」みたいもの。一旦は触れておくのが礼儀みたいになってきてる。そんなこんなで、僕らは目下コロナ渦の緊急事態におります。明日死ぬかのように生きような。 人間の真価が問われる場面…

「LUCY ルーシー」生半可な気持ちでは見ていけない脳と意識の物語

劇場で観賞して以来6年ぶり2度目。当時は正直、?????状態だったが、なぜかここ最近この映画を思い出す機会がよくあり、今なら何か分かるかもしれないと思い観賞。その通りだった。前回とは印象が全く違う。 これは概念、感覚、常識、科学、意識を超えて…

「永遠のソール・ライター」展。カラー写真のパイオニアの豊かな色彩感覚

Bunkamuraザミュージアムで3月8日(日)まで開催中の企画展 「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」 に行ってきました。 ライターを知ったきっかけ。 概略ライターと本企画展について私から。 感想 まず、 それから、 そして、 こう…

十分自賛

あれすごいよね、いや、あれやばいよねにしようかなのときのさ、迷い箸みたいなのを、推敲というじゃん。あれすごいよね。 推すにしようか、敲くにしようか、どっちにしようかで迷ったっていう、中国の古事成語。小学生の頃から使ってたじゃん先生。分かんな…