753 雑想ランデブー

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100日後に死ねコロナ

冒頭にコロナの話を持ってくるのは今の時世からすれば言ってみれば「拝啓」みたいもの。一旦は触れておくのが礼儀みたいになってきてる。そんなこんなで、僕らは目下コロナ渦の緊急事態におります。明日死ぬかのように生きような。

 

人間の真価が問われる場面は二つあって、その一つが危機的状況に置かれたときだ、っていう話をどっかで聞いたが聞いた話なのでもう一つがなんなのかは忘れてしまった。きっと自分だけが正しかったときだったと思う。

 

 

 

 

生物学の見地からすれば、ウイルスによる無差別殺戮は別に悪い話ではなくて、っていうか別に良い悪いとかさ、そういう話じゃないんだよね、別に何?そういうときだってあるっしょ、くらいの感じらしい特にウイルス側としては。

 

関連して言えば、終いにはついぞこの前知ってしまったのだが(曰く生物学者福岡伸一大先生)、ウイルスは原初から存在していた生物ではなく(ウイルスを生物と見るかって話もあってその話も興味深かった)、なんと我々が生み出したものだという。

 

途中完全省略。理由が面白い。生物は繁殖によって種の遺伝情報を次の世代に受け継ぐことはできる。自明。しかしこれでは縦の繋がりだけ。それでは不安定。だから横の繋がりとして、他の種族とも遺伝情報を交換して生物全体で安定を保ちたい。そこで、ウイルスだ、となったと。

 

 

 

 

だからってわけじゃないけど、多くの人は恐れ方を間違っているように思う。もちろん恐れるのは全く悪いことじゃない。俺だって閉所恐怖症に先端恐怖症、ピエロ恐怖症海洋恐怖症。多すぎて困ってる。大切なのは恐れとどう向き合うか。正しく恐れるために必要なのは“心構え”と正しい“知識“だ。

 

まず向き合おう、大体の人はえ?ってタイミングで死ぬということと。理想的に死ねると思うなよ?あと理想なんてねえよ!人の死は辛く悲しいことだ、生きてるのと同じくらい。怖いのは死ぬことじゃなくてそのもう少し前にある何かだと思う。

 

知るための鍵は、素人の発言には全てうるせえ!と思うことだと思う。今読んでるこれなんかもまさにそう、うるせえじゃん、専門知識のない奴の言うことなんか。実はこの情報自分の生存には不必要だなあ、って思うこと、多分全部テレビとTwitterからでしょ?さあ皆さんご唱和ください。うるせえ!!