春雷に背中押されて桜ん坊
幕張のさくら広場
入場無料。500本以上の桜が丁寧に咲いている。
無垢な世界だった〜
全てがピンクの世界だと、
老若男女いかなる人間もウキウキするしかないらしい。
頑なに囲碁の本から目を離さない車椅子のおじさんを除いて。(笑)
どこからか入学式終わりのフレッシャーズがやってきていて、ランドセルを背負ってるんだか逆に担がれてるんだかわからんような足取りで花びらみたいにヒラヒラ走り回っていた。
親御さんはというと、一緒に桜を満喫〜ともいかないようで、必死の形相でカメラのシャッター魂の16連写。
記念にはなるだろうけどさ、案外子供が大きくなってから見たいのって、小さい頃の自分より、その頃の自分を見てる親の顔だったりすると思うんだよな。
一緒に楽しんであげて〜
桜の方でもぼくらを見てるなら、こんなに一時期だけ神かのように崇め奉られる自分たちをどう思うんだろうか。草生やしてるだけの夏や裸になった秋冬の頃の自分たちに対する無関心、桜の木だとも分かってもらえないもどかしさ、
ごめんね〜。心中お察しします。
年1回ちゃんと花見に行くとして、
あとなんかお目にかかれるだろかね。
お互いその時までお体には十分気を付けて。