753 雑想ランデブー

映画、音楽、考えごと。カルチャーと哲学の実践的記録。でありたい。

人体実験 753号室

当初はブログ名をこれにしようと思っていた。

派手なことはあまりできないけど、日々小さな実験を続けていく好奇心は持っていよう、という気持ちで。

結局なんか違うな、となって雑想ランデブーにした。

 

 ご興味があれば詳しくはこちら。

zassou-rendez-vous.hatenablog.com

 

なんだかんだで 

このブログを始めて半年が経過したらしい。

早いもんだ。

このブログに対する更新姿勢はのらりくらりの最たるものなので、現在記事数が50いかないくらい。ん、4日に1回は更新している計算になるな笑

実際には最初の一ヶ月だけハイペースで更新していたがその後はちらほらなので、こういうところに平均値の怖さが出ているほらほら中央値とか数学でやったやつ。

奇妙なことに(?)最近はほぼ毎日10回は閲覧されている当ブログ。

全然更新していないのに見に来る人がいるということは、特定の記事が検索にヒットしているか、

 

zassou-rendez-vous.hatenablog.com

 (これとか?)

 

それかありえんコアなファンがいるか、のどちらかであるが僕はうぬぼれと過信がすごいので後者だと確信している。

これからも応援よろしく(なんの)

どういうこと書いて欲しいかのご要望お待ちしております。(これはマジ)

 

 

最近のあれこれ

人間は誰しも意外な一面を持っている

なんてことは言われなくてもみんなわかっている。

けどみんな一人の人間に1つの役割や、キャラクターを求めてるよな〜 と、思う。

気に食わん。

「人間」と「複雑」はほとんど同じ意味だと思う。

誰だって相田みつをを知っているし、みんな年に数回はユーモアのある返しや何かの根拠として「人間だもの」を引用する。それなのに。

 

この、

人間だから

という全人類に共通する前提を全人類は軽視していると思う。

だって、

そんな筋の通った一貫性のある人間いるわけないじゃん!

普段厳しく他人に一貫性を求めて、少しでも矛盾挙動があろうものなら

「あの人には失望した」

「そんなことする人だとは思わなかった」

「アイドルはうんこしないと思ってた、、」

ダニエル・ラドクリフがマジックを馬鹿にした悪役やってる、、、」

とか言ってる人たちだって、他人に厳しく一貫性を求めるという行為自体、めちゃくちゃフラグだし、

ていうか実際そんな筋通し一貫人間いたら全然魅力感じないと思う

カタブツすぎるとか言われて失望されるのがオチだ。

 

そもそも大切なことは星の王子様や米津玄師が言うように、言葉にならなかったり目に見えなかったりするのが常なので、鮮血の軽薄な赤色を丁寧に覆い隠した薄茶の皮一枚眼球越しに凸ったところで何かがわかるもんか。

近づくほど見えなくなるのがマジックの基本です。

 

「今日渋谷で飲める人いる?」旨のつぶやき

この手のつぶやきに対しては、長い間

「はいはい遊び慣れてますアピね乙事主〜」

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という姿勢を貫いてきた。

これは明らかに、渋谷にいることをマウントに使えると思っている首都圏住まい(首都を除く)の者による犯行である。

そう、ダセエのである。そう思ってきた。

しかし裏を返せば、この人ら、すごく可愛げがあるのかもしれないと思えるようになってきた。

彼らの思考は

「ウェーイ渋谷来てるンゴJAPAN!」

というより、

「せっかくかの渋谷大魔境まで馳せ参じているんでやんすから骨の髄までしゃぶりつかないと勿体無いでやんすできればかの地で共に夢の時間を過ごす盟友がいて欲しいでやんす」

に近いのかもしれないと思ったから。

f:id:shimessi:20190727173657j:plain、的な。

そもそもパティピーというのは孤独耐性のない精神的に未熟な人たちなんじゃないか?と思うようになった。

毎晩のように群れをなし、チームプレーを繰り返すのは一人じゃサンを救えないしダンクの1つもできやしないからだ。

なんとも可愛いじゃないか。眠れぬ夜も多かろう。

そういう発言の質が間違えてモロの君じゃなくて猩々に育てられたサン並みに周回遅れの友人のつぶやきを目にすると、ソクラティックな問答の末自らの至らなさに気づかせてあげたいなあとお節介おじさんしたくなるのだが、おじさんもそこまで暇じゃないので泣きながらバスケがしたいですとか言われても困るのです。

社会の発展に必要なのは個々人の教養や啓蒙活動よりもバカがバカやってても他の人が迷惑被らずに豊かに暮らせるような制度的保障なのかも。

 

まとわり 

2019年、なとぅ。照り焼いてくる日差し。

ほんの十数分チャリ漕いだだけで感じる着衣水泳わず?みたいなビッチョリ感と、平坦な道を一人ノーブレーキ&猛スピードで走りながら思わず口ずさんだ夏色に、ああこの季節が遂にやってきたのだなとグサグサに感じてる。

この暑さじゃheatした僕らのislandは東京砂漠不可避だし駐車場の猫は焦げるどころか蒸発してしまうだろう。浮かれている場合ではない。

でも君に見せたいものがあるのは確かなので、まとわりついてくる夏なんてきよきよしい顔でスルーしてそこまで泳ぎ切ってみせるぜ。