753 雑想ランデブー

映画、音楽、考えごと。カルチャーと哲学の実践的記録。でありたい。

水泳、難病、OJT

 

⚫️久しぶりに水泳に行った。

近くにちゃんとした国営の水泳場があるので、本当はもっと頻繁に利用してもいいくらいなのだが、これがなかなかどうして行く気にならない。泳ぐのは好きなのに。

で、久しぶりに重い腰を上げた。

すごく楽しかった。

水泳が好きかどうかは、抵抗を楽しめるかどうかだと思う。

2トントラックとすれ違えばブオン!と風が吹くのだから、僕らは普段から空気をかき分けて前に進んでいるのだが、いかんせん、奴らは空気の読めるやつらだから、僕らが通ると飄々と道を開けてくれる。

それに比べ水はどうだ。

ヘソのあたりまで水位があればもう十分。歩くのだって一苦労である。

それでもなんとか足を前へ前へと踏み出すと、次第に流れに乗ってくてスイスイ歩けるようになってくる。

するとその分の流れはすれ違う人にとっての逆流になる。

流し流され。。。

なんかうまいこと人生の教訓に昇華できそうだけどそのパッションが今はない。

 

 

⚫️患者数の少ない難病の情報ばかりを無料で公開しているサイトがある。

http://www.orpha.net/national/JP-JA/index/home/

正直普段使いには向いてないのだが(不謹慎なら失礼、自粛はしないので止めてみな)、こういうサイトがある、と知っておいて損はないと思う。

さっきちょろっと見たら、僕が3、4歳のころにかかった病気と非常に病名が似ているものが載っていた。多分親戚だろう。覚えちゃいないがあの時50パーセントの確率で死んでいたらしいから、人生はやはり生きているだけで丸儲けなのよね。

 

 

⚫️少し前、興味深い記事があった。

f:id:shimessi:20190919135115j:plain

個人的には人から教わることが苦痛でしょうがない。なんなら教えることは教える側の優越感や人の役に立っているという喜びのためでしかないと思っているので、自分が指導側に回らないといけないときは最低限のことだけ教えてあとは放任する。多分、放任されると何がわからないのかわからないという人がいると思うが、その時はそう言ってくれればいい。教わる側のくせにへりくだったり、そもそも教わること自体プライドが許さないという個人的な未熟さを差し置いて、教える側に八つ当たりする場合があるので注意したい。

教育の話になると、やはり大学受験が思い起こされる。

日本独特の特徴として、入学が難しく、卒業が難しい。

ということは、在学中にうんこみたいな人間に成り下がっていようと入学時の成績でその人を判断する土壌が国内全体に出来上がっているということだ。

これの方がよっぽどうんこだ。

高校までの詰め込み型の教育を離れ、大学では双方向型やソクラティックの学習の頻度が高まる。アウトプットしてこそ知識である。

なのに日本ではアウトプットの機会がないがしろのされ、頭ばっかよくてなんの役にも立たない主体的な思考のできないトンチキが社会に次々に排出される。それじゃいかん。

もっと自分の頭で考えねば。

上の記事にあるような上司の指導力の問題も、教わり方の問題も根っこはここら辺にあるような気がしてならない。